2022年に全国通訳案内士試験に合格しました。
筆記試験は2021年に通過しました。
免除制度を多大に利用し、受験は「一般常識」と「実務」の二科目だけです。
「一般常識」対策
現代の日本の産業、経済、政治及び文化についての主要な事柄(日本と世界との関わりを含む。)のうち、外国人観光旅客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うものとする。
試験の方式は、多肢選択式(マークシート方式)とする。
問題の数は、20問程度とする
内容は、「観光白書」や新聞(一般紙)に掲載された時事問題をベースに出題する。
ーJNTO Webサイトより引用。2022年度試験のものー
新聞もニュースもあまり見ないため、時事について1年分をざっとおさらいしました。
私は新聞ダイジェスト増刊号を購入し、他は図書館で借りました。
観光やインバウンドに関連するところを重点的に読み、時代に追いつきました。
観光白書も2年分、しっかり読んだ方が良かったです。
2021年度試験には観光白書から出題された問題が多かったのです。
流し読みしていたため「あー、載ってたなー」と思いつつも正答が分からなかったものがいくつかありました。
毎年8~9月に発売されますが、試験には間に合わないです。
Webサイトより閲覧、ダウンロードできます。
あとは、過去問。そして、ハロー通訳アカデミーが無料で公開してくださる資料。
試験範囲が膨大で、傾向もつかめず、対策しにくい科目だと感じました。受験直後は、二度と受けたくないと思いました。
自己採点は32点。あと1問落としたらアウトだったかも。
運よく合格できて良かったです。
「通訳案内の実務」対策
通訳案内の現場において求められる基礎的な知識を問うものとする。
試験の方式は、多肢選択式(マークシート方式)とする。
問題の数は、20問程度とする。
内容は、原則として、観光庁研修のテキストを試験範囲とする。
ーJNTO Webサイトより引用。2022年度試験のものー
勉強しやすい科目です。
観光庁研修テキストと過去問だけでも対策できると思います。
私は市販のテキストを使用しました。
あとはハロー通訳アカデミーの無料資料と過去問です。
2021年度試験では、けっこう細かい箇所まで問われたように記憶しています。過去問では上出来だったのに、直後の自己採点では合格ラインギリギリでした。予備校の解答速報もいくつか間違えていました。
しかし、範囲は観光庁研修テキストです。これをやりこめば大丈夫。