レベルはスタンダードとエキスパートに分かれています。
標準学習時間は
スタンダード 24時間
エキスパート 62時間(エキスパート取得後38時間)
となっています。
私は初学者ですが、スタンダードの受験はせずにエキスパートに挑戦しました。
合格率は89.9%(2018年度平均合格率)と高めです。
試験では、0から自力でWebサイトを作成するわけではなく、問題文の指示に従って編集すればいいので、難しくはありません。
スタンダードかエキスパートか迷われている方がいらっしゃいましたら、エキスパートの受験をオススメします。
ちなみに受検料は
エキスパート 7500円
スタンダード 5900円
です。
試験概要(エキスパート)
試験目的
Webクリエイターに必要とされる、Webサイト制作のデザイン能力およびWebページのコーディング能力を認定する
認定基準
レイアウト手法や色彩設計等、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したWebデザインを表現することができる。また、スクリプトを用いた動きのあるWebページの表示、マルチデバイス対応、新規サイトを構築することができる。
受験資格
制限なし
合格基準
知識問題と実技問題の合計得点において得点率65%以上
出題形式
知識問題
形式
多肢選択形式(4択)
題数
20問
時間
20分
実技問題
形式
配布された問題データおよび素材データに基づき、設問文の指示に従って編集を行い、解答データを提出する。
題数
1テーマ(基本ページ1ページと5ページ程度のHTMLとCSSの作成、画像ファイル)
時間
テキストエディター使用:110分
Webページ作成ソフト使用:90分
試験結果
分野別得点率を通知。合格者には認定証を発行。問別の正答状況、配点等の詳細は非公開。
使用教材
知識問題:公式問題集で演習。解説が足りなければテキスト参照
実技問題:無料サイトでざっくり学習→テキスト1周→問題集2周
まずは無料サイト。
無料で使えるのはほんの一部です。
ゲーム感覚で学べて楽しかったので課金も考えましたが、その後は公式テキストを使用しました。
練習用データをダウンロードし、テキストを見ながら練習しました。よくわかりませんでしたが、なんとか1周終わらせました。1周終了時はサンプル問題も上手くできませんでした。
次に問題集。問題3題と、テキストと公式サイトに載っているサンプル問題が掲載されています。
問題集は2周しました。問題パターンにも慣れ、制限時間内で問題を終わらせられるようになりました。
テキストの内容をしっかりと理解していなくても、問題パターンに慣れ、ミスをしない練習をしておけば合格できるでしょう。
ある程度知識のある方は、問題集から先に着手してもいいと思います。
申込の注意点(個人受験)
公式サイトより随時試験の会場を検索し、会場に直接申込みます。
その際、試験環境(使用OS、ブラウザー、テキストエディターかWebページ作成ソフトか)の確認は必須です。
私が第一候補としていた会場はテキストエディターでの受験が不可でした。申込の直前に気がつき、他の会場で申込みましたが、気が付かなければ悲劇でした。
また、結果の返却の扱いも会場によって違うようです。私が受験した会場は無料で郵送してくれましたが、有料の会場もあります。事前に分かっておくと安心ですね。
以上です。
受験を考えている方の参考になれば幸いです。