アルクのトーキングマラソンを無料体験してみました。
期間:11日間
発話時間:2時間23分(1日平均13分5秒)
学習スキット数:31
個人的な感想を述べたいと思います。
トーキングマラソンって?
正式名称はTALKING Marathon 瞬間英語発話トレーニング。
アルクのキクタン英会話をベースに開発された、話すトレーニング用の学習アプリです。
スマホを使って、イラストで描かれた登場人物との擬似会話、英会話の自主トレができます。
1日5分でもOK
1つのスキットが5分で終わるように設計されています。1回のトレーニング毎に3スキット配信(新規と復習のスキットの組み合わせ)され、スキットの入れ替えは1日2回です。
1スキットは3部構成
RUN(疑似会話で実力チェック)
→WORK OUT(発話トレーニング)
→RUN AGAIN(疑似会話に再挑戦で仕上げ)
制限時間は6秒
提示された日本語に対応する英語を瞬時に発話する、クイックレスポンス型トレーニング。瞬発力を鍛えます。
520個の頻出フレーズ
「キクタン英会話」の520の頻出フレーズをベースに会話シーンを作成。毎月新しいシーンが追加されます。
良かった点
瞬発力を鍛えられる
6秒で次に進んでしまうので、頭の中で日本語→英語を考える時間はありません。日本語を介さずに咄嗟に口から出てくる英語フレーズが増やす練習ができます。
反復演習できる
習熟度に合わせて復習用スキットが自動的に選定されます。学習済みスキットを自分で選んで復習することもできます。繰り返し同じスキットを練習することで、より英語フレーズが定着しそう。
類似フレーズも練習できる
1スキットは4〜5往復の会話です。WORK OUTでは、スキットに出てくるフレーズだけでなく、同じパターンのフレーズも練習できるようになっています。
躊躇せずに発話できる
対人じゃないので間違えても問題ない。「これ、伝わるかな?失礼にならないかな?」と考えず、とりあえず言ってみる練習ができる。
残念だった点
発音は矯正できない
発音が悪いと伝わりません。私の場合、"perm"→"poem"、"pity"→"petty"になってしまい、何回やっても正しく発音できませんでした。結局、出来たことにして次に進みました。
発音は別に勉強する必要がありそうです。
相手(アプリ)が何を言っているのかわからないことがある
相手(アプリ)のセリフは字幕はありますが日本語訳はありません。その字幕も出てくるのは一瞬なので、何を言ったのかわかっていないまま、自分のフレーズを言うだけになることもありました。
リスニング力は別に養う必要があります。
会話の練習ではない
自分が言うべきセリフは決まっているので、自分のターンの前に「次のフレーズはこんなんだったな」と思い出すことに注意が向き、相手(アプリ)が言うことなど耳に入らないことがよくありました。会話しているようで、そうではない。
また、WORK OUTはひたすら瞬間英作文です。相手はいません。
発話力が向上すれば、会話力も向上するのでしょうが…
料金
月額3980円(税別)。月に1度の25分間オンライン英会話ができます。
ちょっと高くない?他の類似サービスを利用したことはありませんが、NHKラジオの「英会話タイムトライアル」は英語の瞬発力を鍛えられ、しかも無料で視聴できます。テキストを買っても495円。
英会話は外部サービス
25分のオンライン英会話は外部サービスを利用する必要があり、そちらにも登録しなくてはいけません。面倒くさい。すべてアプリで完結してほしい。
感想のまとめ
英語の瞬発力トレーニングのペースメーカーになる、とても頼れるアプリだと思います。発話時間が数値となって目に見えるのも励みになります。1年続けると、口に馴染んだ英会話フレーズのストックも増え、会話力も向上するだろうと思いました。
しかし、今回は継続せずに解約しました。
料金が私にはちょっと高い。体験期間でさえ毎日続けられずにだれてしまったので、月に4000円も払うのは勿体ないと感じたのです。
ただ、これを機に、瞬間英作文の類で発話トレーニングをしてみる気になりました。(過去に挫折したことあり。)もっと安くできることから始めてみます。
ある程度のお金を支払うことでモチベーションを維持できる英語学習者にはおすすめです。
なお、解約はアプリから簡単にできました。しかも、解約しても、2週間の体験期間中はそのまま利用できます。これは嬉しい。
「体験してみたいけど、解約するのを忘れそうだから止めておこう」という方でも、早めに解約しておけば安心して2週間試せますね!
アルク特別お題キャンペーン「#トーキングマラソン やってみた」