回転寿司チェーンのはま寿司に行ってきました。
「回転寿司に行って、好きなものを自分で取って食べたい」との子供の希望を叶えたかったのですが、その願い、叶えられなかったかもしれません。
回転していない
全て、目の前のタッチパネルでオーダーします。端末の反応悪いのに、メニュー一覧もないから、何があるのか把握するのに時間がかかりました。ややイライラ。
上下2レーンあるのに、何も流れていません。
注文した品がレーンで運ばれてきます。到着も教えてくれます。
こう見ると、なんかかっこいい。
皿の色が全部同じ
↑スッカスカの大トロ。反対側は米しか見えなかったよ。「写真はイメージです」ってやつにやられた感じがした。
注文内容は全て機械で管理されているため、お皿を色別に重ねて数える必要はありません。だからか、全部同じお皿。100円も150円も280円も。これじゃ、会計当て算数クイズができません。
オリジナル仕切りが寿司屋っぽい
子供と2人だけだったのでテーブル席にするのは申し訳なく、カウンター席にしました。仕切りが固定されていたので、子供の端末操作の補助をするのが大変でした。
醤油は6種類
この他に減塩醤油も用意されているみたいです。合うネタも書いてあるので迷うことはありません。
思ったこと
回転寿司ってエンターテイメント要素のある日本の食文化だと思っています。
色とりどりのお皿に乗って回転しているお寿司を見ながら「次はあれを食べよう」とか「あの美味しそうなのは何だろう」とか皆でウキウキしながら楽しめる場所。
だから、テーブルが汚れていても、シャリが崩れやすくても、ネタが半解凍でシャリシャリでも「ま、いーか」と気にせずにいられたのですが。
その楽しみがなくなると、機械化が進んだ非接触式の無機質な低価格寿司屋にしか見えませんでした。これなら、スーパーで売られているお寿司の方が好きだな、と思いました。崩れないし、シャリシャリしてない。
回転寿司に行ったのは久しぶりなので、コロナ対策で一時的に回していないだけなのか、これが令和の回転寿司なのかはわかりません。
回さないことで、フードロス削減などのメリットもあるでしょうが、「回る寿司屋」が無くなってしまうのは寂しい。食品サンプルでもいいから回り続けてほしいよ。
と、私はモヤモヤ思いましたが、子供は自分で注文して、20貫以上食べて「美味しい」と大満足な様子でした。よかったよかった。