2019年度第3回漢字検定で準1級に合格しました。
ただし、点数は合格基準点スレスレです。
勉強法と反省点を記録しておきます。
試験概要
レベル:大学・一般程度(3000字)
*常用漢字を含めて、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使えるレベル
試験範囲:漢字の読み書き、対義語・類義語、同音・同訓異字、四字熟語、誤字訂正、故事、諺、古典的文章
試験時間:1時間
実施日:年3回(6,10,2月)、公開会場のみで実施
検定料:4500円
合格基準:200点満点中、正答率80%程度
合格率:バラつきあり(1ケタ~20%台)、2019年度第3回は11.9%
勉強法
市販の問題集を繰り返し演習しました。
漢検マスター
メインに使っていた教材です。
- 15年分の過去問を分析し、カバー率87.4%
- 意味が載っているので、国語辞典不要。
- 赤シートで暗記できる
- 別冊付録の「カコカン」がすごい
- 準1級漢字音訓表
- 準1級漢字 許容字体一覧
- 表外の読みランキング
- 準1級漢字音訓索引
過去問
(↑は最新版ですが、私が使用したのは2019年度版です)
準1級と1級の問題が1年分(3回分)載っています。
級別に2年分とかにしてくれたらいいのに。
1冊1430円です。ちょっと高く感じますが、過去問は欠かせないと思い購入。
漢検マスターが終わってからやってみたら、初見の問題が多数あり、焦る。
本試験型 漢字検定 試験問題集
過去問が予想以上にできなかったため、演習量を増やそうと思い、試験の1週間前に購入。
本試験と同じ形式で18回分演習できます。偏りなく全体的に勉強できるのが良かったです。 13回分しか終わりませんでした。
「得点力UP!」(読み、音訓、書き取り、同音・同訓異字)、「チカラがつく資料」(準1級用漢字表、準1級に出る常用漢字の表外の読み、常用漢字への書き換え、四字熟語)には手が回りませんでした。
反省点
上記3冊で勉強し、結果的にギリギリ合格しましたが、自己採点では不合格を確信していました。
最も大きな反省点は
「直前に新しいことを覚えようとした」ことだと思います。
試験の1週間前に新しい問題集に着手したのも良くなかったかな…
本試験型問題集で初めて見た問題を必死に覚えようとしていました。
頻出問題の確認を疎かにしていたため、落とした問題が複数ありました。
「四字熟語がうろ覚えだった」のも失点につながりました。
当時の自分に言いたい。
- 直前は漢検マスター、カコカンで頻出問題を確認すべき
- 四字熟語、問題解けても安心せずに意味も正確に覚えるべき
- 本番は自分の直感を信じて、あまり答えを訂正するな