高尾山に行ってきました。
メンバーは大人2人、子供4人(6歳、5歳、3歳、1歳)の6人。
天気は小雨。時々、傘が欲しくなるくらい強まることもありました。
ムササビも濡れてる。
雨天のメリットは人が少ないこと。高尾山はいつも混んでいるイメージがあります。
普段着る機会の少ないレインコートが大活躍で、子供たちは楽しそうでした。
ケーブルカーの清滝駅のチケット売り場でベビーカーを預かっていただきました。1回300円です。混雑具合にもよるかもしれませんが、折り畳めないタイプでも大丈夫でした。
コースはいくつかあります。
吊橋のある4号路、飛び石のある6号路に惹かれましたが、道が狭かったり、雨で滑るそう。子供が小さいので断念。
上りは1号路、下りは1号路+ケーブルカーにしました。
表参道〜霞台
高尾山薬王院への表参道にあたります。
ここからケーブルカー高尾山駅までが一番きつかった。標高差300mほどで距離は約2km。今回山登りを一番実感できた範囲です。
まだ路面が濡れていなかったので歩けましたが、雨降り後は滑って危なさそうです。
3歳児は早い段階でブーたれていましたが、上の子がこまめにラムネを供給してくれて頑張れました。
1歳児は歩いたり、抱っこされたり。楽しくやっていました。
1時間位で高尾山駅に到着。
天狗焼き。150円。
中は、黒豆がごろごろと入った黒豆餡です。
霞台からの景色を楽しみながらいただきたいところでしたが、雨が強くてそれどころじゃありませんでした。
ここから山頂までは、やや平坦な道+階段です。3歳児も復活しました。1歳児は抱っこひもでお昼寝。
霞台〜薬王院
少し歩くと浄心門。ここから先は薬王院の聖域につき、殺生厳禁。
さらに進むと分岐点。
急な階段の「男坂」と、緩やかな坂道の「女坂」。
男坂をモリモリ上りました。
ふ〜。疲れた。煩悩の数だけ上りきりましたよ。足がパンパン。
髙尾山薬王院に到着。四天王門をくぐると天狗に会えます。
大天狗と小天狗。 飯縄大権現を守っています。天狗の手遊び歌にハマっていた1歳児も大喜び。
これ、なんだろ。回すやつ。道中、所々にこのミニチュアみたいのがありました。
木彫りのタコ。
持ち上げると開運、元の場所へ置くとパス。受験にパスする=合格祈願です。
大本堂に到着。開山本尊の薬師如来、中興本尊の飯縄大権現を祀っています。そして、天狗がお守りしています。
鳥天狗(小天狗)
大天狗。
仁王門にも天狗。
観察力に優れる幼稚園児に「鼻の長い天狗さんと、そうじゃない天狗さんがいるんだね」と教えてもらいました。母、言われるまで気づかなかったよ。小天狗(鳥天狗)はクチバシなんだね。
自販機にもいた、ゆる〜い天狗。
飯縄大権現を祀り、東京都有形文化財にも指定されている本社(飯縄権現堂)もじっくり見学し、彫刻の動物探しでもしようと思っていたのに、1歳児抱っこで肩が痛くて心の余裕がありませんでした。
↑青龍と白虎。空想上の鳥や動物がたくさん彫られているそう。
そして、頂上へ
到達。
標高599.15m。表参道入口からの標高差は404mです。
所要時間の目安は2時間ほどとされているところ、2時間45分かかりました。みんな頑張ったよ。
広場もがらがらだったので、子どもたちは追いかけっこをしていました。元気だな…。
富士山は見えませんでした。
おにぎりやおやつを軽く食べ、1時間位過ごしてから下山します。
帰りはケーブルカーに乗った
日本一急なケーブルカーです。乗る間際で、どうしようもないくらいの雨が降ってきました。いいタイミングで乗れてよかった。
途中で勾配が31度18分になるところがあります。ちゃんと何かに掴まっていないと、滑り落ちそうになります。足も結構踏ん張りました。進行方向逆向きに座っていた1歳児は上体を垂直に保とうとしていましたが、腰は「くの字」を通り越して「一の字」になるくらい曲がっていました。
あんなに頑張って上った道を5分で下ってしまい、少し寂しかったです。
ランチ
本降りになった雨から逃れるように、清滝駅からすぐの髙尾山髙橋家です。高尾山山麓名物のとろろそばです。
黒い粒粒は何だろ。
美味しかったです。あっという間に食べ終えてしまいました。ごちそうさまでした。
惹かれたので一服。
蒸し器からだされたおまんじゅうは、茶色がつぶあん、白がこしあん。そして、土日限定のどらやき。
店頭の椅子に座っていただきました。どらやきが一番好きでした。
では、帰ります。
隈研吾デザインの駅舎。
京王線で新宿まで1時間ほど。お得なきっぷは2割引です。
お土産
天狗黒豆まんじゅう
かりんとう饅頭です。
油がけっこう出ます。中は、天狗焼きにも使用されている黒豆餡。
高尾せんべい
老舗菓子店・有喜堂の。高尾まんじゅうをいただいたお店で購入しました。バリバリ食感の卵入りせんべい。15枚入り600円です。個包装ではなく、5枚毎に包装されています。
高尾山かりんとう
髙尾山薬王院のお守り授与所の隣に売られていました。味は5種類くらいあったけな?もっとかも。
高尾「峰尾豆腐」の豆乳使用のとうふ、定番の黒糖。
個人的にはマイルドなとうふが好き。固過ぎず、太すぎずで、食べやすく、幼児も競うように食べていました。